取引所の手数料を調べている時に、こう疑問を思った方は多いのではないでしょうか?
今回はメイカー・テイカーの違いや、メイカーのマイナス手数料について初心者向けにわかりやすく解説していきます。
この記事でわかること
・メイカー・テイカー の意味
・メイカーのマイナス手数料について
・各取引所の手数料について
目次
メイカーとテイカーの違い
メイカーとは
メイカーとは、取引板にはない買い注文や売り注文を出す人のことを言います。
取引板に注文が並んだ場合、メイカー注文となります。
はてな
取引板とは、価格ごとの買い注文・売り注文の一覧表のこと。
仮想通貨取引所には販売所と取引所があるが、板取引ができるのは取引所形式の方のみ。
コインチェックの取引板↓
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【どっちがいい?】仮想通貨取引所と販売所の違い・特徴を初心者向けにわかりやすく解説!
メイカーは取引板に新しく注文を出すため、注文した段階ではまだ約定はしません。
自分(メイカー)が出した注文に対して「その価格で売りたい、買いたい」という人(テイカー)が現れたら取引が成立します。
メイカーは板に価格を並べて売り買いを誘発し、市場に流動性を作ってくれます。なのでメイカーと言われます。
テイカーとは
テイカーとは、既に取引板に並んでいる買い注文や売り注文を約定させる人のことを言います。
成行注文は全てテイカーとなります。
メイカーが出している注文に対して、注文をするのですぐ取引が成立します。
テイカーは、板の注文を約定するので市場から流動性を奪います。なのでテイカーと言われます。
メイカーのマイナス手数料とは
マイナス手数料とは、メイカー注文が約定した際に手数料を報酬として貰える仕組みです。
例えば、メイカー手数料-0.01%だった場合に1BTCを600万円で取引板に注文を出します。その注文が約定した際に、0.01%分の600円が手数料としてもらえることになります。
※計算方法 600万円×0.01%=600円
そのため、テイカーよりもメイカー注文の方がお得ということになります。
しかしメイカー注文は、取引が成立するまでに時間がかかるデメリットがあります。
その価格で買いたい・売りたいテイカーが現れないと、いつまでたっても取引は成立しません。
すぐに売りたい・買いたいという人はテイカーとして注文することをおすすめします◎
各取引所の手数料比較
以下の国内仮想通貨取引所の手数料を比較していきます。
bitFlyer(ビットフライヤー)
GMOコイン
bitbank(ビットバンク)
BITPOINT(ビットポイント)
Zaif(ザイフ)
SBI VCトレード
Coincheck(コインチェック)
出典元:https://coincheck.com/ja/info/fee
bitFlyer(ビットフライヤー)
出典元:https://bitflyer.com/ja-jp/s/commission
ビットフライヤーは直近30日間の取引量によって手数料が変わります。
GMOコイン
出典元:https://coin.z.com/jp/corp/guide/fees/
GMOコインは銘柄によって手数料が変わります。
bitbank(ビットバンク)
出典元:https://bitbank.cc/docs/fees/
BITPOINT(ビットポイント)
出典元:https://www.bitpoint.co.jp/service/cost/
Zaif(ザイフ)
SBI VCトレード
出典元:https://www.sbivc.co.jp/services/fee
まとめ
今回はメイカー・テイカーの違いについて解説しました。
手数料を抑えたい時は、メイカー注文。
急いでいる時は、テイカー注文または手数料が無料の取引所で取引するといいですね◎